JAC YS-11撮影ツアー(四国編−2)

8/10〜8/11 徳島・高松YS撮影ツアー

8/10

午前6時に車で出発。徳島空港へ向かう。午前9時半に出る福岡行きから撮影を開始するので、このような遅い時間の出発でも大丈夫。明石海峡大橋が出来たので、徳島へは短時間で行くことが出来、かなり便利になった。それと引き換えに大阪〜徳島便が無くなってしまったのは悲しいけど・・・・。阪神高速から明石海峡大橋を渡り淡路島をほぼ縦断した淡路南PAに所要約1時間で到着。ここで小休止して鳴門海峡大橋を渡り徳島空港へ向かう。


徳島空港に到着し早速撮影開始。ターミナル横からスポットに駐機しているYSを順光で撮影。手前に支援車両がいたがなんとかクリアする。続いてデッキに上がって撮影。



ここはデッキからだと朝の限られた時間帯だけしか順光にならないので、出来れば薄曇であって欲しかったのだけど、無情な快晴。ちょうど降りてきたスカイマークのB762を撮影する。この機体、JA8255は全日空で使用されていたB762の中で一番最後に撮影することが出来た機体です。冬の新千歳で撮影したのが初めてでした。そういう機体が海外に売却されることなく、国内で飛び続けていることはうれしいことです。




そのままデッキから500mmでYSの機体各部を撮影。そうこうしているウチに、先ほどのスカイマークが出発していく。YSも出発準備を始めたので、それを撮影しているとNALのF−50が到着。そろそろ逆光気味になってきた・・・・・。YSの出発を撮影したあと、場所を移動する。



デッキから見物人が見えていたターミナル東側に行ってみる。公園のように整備された場所で、脚立なしでプッシュバックやスポットアウトがいい感じで撮影できる。ちょうど出発するJASのA300を撮影する。きれいに撮れるのは午前中だけなのが残念だが。次回来た時は朝のYS便出発をここから撮影してみたい。


徳島県警?のヘリが飛んできたので、試しに500mmの手持ちで撮影してみる。ブレが怖くて低速シャッターは切れず、1/4000秒で撮影したら、ものの見事にローターがとまってしまいました・・・・・・・(^^;;;




このあと外周を1週して撮影場所を物色。昼のYS便、降りをRWY11エンドで撮影することにする。この便の折り返しは順光にするために自衛隊側に回り、新明和へのゲートから撮影する。ここからだと浮き上がったところをなんとか順光に近い状態で撮影できる。






このあとは外周やターミナル内をうろうろして、すだち君を撮影したり、待合室のテレビで高校野球を観戦しつつ、夕方のYS便を撮影する場所を考える。







前回高知空港からの帰りに見たライトを煌々と照らして降りてくるYSが忘れられないので、日没間近で非常に暗いが、あえて降りを狙う。ISO感度を1000まで上げて、1/30秒でf4.5が精一杯。思い入れ強く撮ってみるも結果は惨憺たるモノ。どっと疲れて宿に向かう。




本日の宿は徳島駅のほど近いところにある、新徳島ホテル志摩源。格安で確保したのだが、設備はそれなり・・・・・・。建物もかなり古めで、この料金でないとツラい。そんな宿でした。晩飯は空港で仕入れた名店マップに掲載されていた焼き鳥屋に行く。味はまずまず。皮せんべいがうまかった。宿に戻りながらコンビニで翌日の朝食を買って行く。とっとと寝て翌日に備える。



8/11
今日は朝から高松空港へ移動する。7時過ぎに宿を出発。高速の乗り口が徳島道の方が近いようなので、徳島道経由で行く。途中までは先月高知空港に行くときに走った道なので、だいたいの感じは覚えている。降りるインターまでは約40キロ、順調に走る。この道は対面通行なので、速度の遅い車がいると追い越しをするのに苦労するので、高速と言ってもけっこう疲れる。徳島道を降りてからは国道193号線を北上し、高松空港を目指す。到着は9時。とにかく暑い。


久々の高松空港なので、とりあえずRWY南側の公園駐車場に車を止めて来る機体を撮影開始。せっかくなので、タッチダウンの煙が上がった瞬間を重点的に狙う練習・・・・。もちろんレジ集めも兼ねてます、ハイ。



と言っても目指すYS便は1往復しかないので、光線を考えると場所を選ぶ余地もあまりない。公園の斜面に大きく書かれた「さぬき」の「さ」の文字に乗って降りを撮影。そのままスポットインまでを追う。RWYからタキシーウェイに入ったときにいっぱいにおろしたフラップと翼が太陽光を反射して綺麗に光りました。次の上がりを撮影する場所を探すのだが、結局降りと同じように公園から撮影することにする。折り返しまでしばし休憩・・・・。




その間に公園に展示されているANKのYSと絡めて撮影したのが、露出をマニュアルに変更したのを忘れたまま撮影してしまい、オーバー気味になってしまった。YSの上がりは結局定番アングルでの撮影になってしまった。





公園に新たに展示されていた琴電の62を撮影する。昔の塗装に変更されたまま展示されている。





もうこれでYS便はないので、公園に展示されているANKのYSの各部アップを撮影する。この時は機内も開放されていたので、いろいろな角度から充分に撮影することが出来た。空のマイクロドライブをカメラに装填して、YSの外回りと機内を15分くらいで撮影しながらざっと1周すると、それだけで90コマ枚近くを撮影していました。模型を制作するときにも資料として利用できるように、かなり細かいところも撮影したつもりなのですが、実際に模型製作に掛かると多分足りない部分が出てくるハズなんですけどね。


ここまででいったん空港を離れて昼食にうどんを食べに行きます。空港から193号線を走って高松の中心部に中って行けば何がしかの店があるだろうと踏んだのですが、正解でした。5キロ近く走ってからではありましたが、うどん屋が数件見つかりまして、その中の一軒に入ってざるうどんを食べます。ヨメと二人で注文してご飯モノも追加しても1000円以内に収まりました。なんと安い。食べ終わったところでとっとと空港に戻る。


空港に戻ってみると、なんとA321がいる。どうも東京からの便が所定だとB763のところ、A321にシップチェンジとなったようです。そこでこのA321の上がりを撮影してから撤収することにしてその前に降りてきたJASの300を撮影。ほどなくしてあがったA321を撮影し、







ついでに公園展示機のYSをダメ押しで撮影してから撤収。一路徳島空港へ向かう。






夜便のYSをバルブ撮影するためです。高松空港からの道は高速がつながっているのですが、時間が充分に余裕があるので、以前か通った時に走った一般道を辿って徳島に向かいます。だいたい2時間半くらいでしょうか。



徳島空港に到着、早速デッキに上がって撮影します。なんとスポットに入っていたのはA300の「松井号」でした。しかし手前に搭乗橋がかぶっていてうまく撮影できず、プッシュバック後にトーイングカーを切り離すときを狙ったのですが、思いの外早く動いてしまい、あまり撮影できませんでした。




このあと、19時15分に到着予定のYSを待ちますが、どうも遅れるような館内放送。よくよく聞くとまだ出発地の福岡を出ていない様子。この機材が福岡に到着するのが遅れたのが原因のよう。そこから所要時間を考えると到着は早くても20時過ぎ! せっかくなので到着を待つことにして、ヨメに頼んで空港近くに新しく出来たホカ弁屋で晩飯を調達してきてもらって食べることにする。遅れること1時間強、20時20分過ぎにようやく到着しました。とりあえず乗客が降りてくるところを撮影します。でも、せっかくなのでしばらく待って乗客や支援車両がいなくなってから再度撮影開始。いろいろと露出を変えながら撮影し、21時頃に撤収する。


帰りはいつもの鳴門北インターから高速に乗って、これもいつもの明石海峡大橋の近くのSAで休憩、阪神高速も車は多いながらもスムーズに流れていて、2時間ほどで帰り着きました。徳島までこんなに短時間で車でいけるのですから、飛行機が飛ばなくなるのもムリはないてすよね。

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