2003年5月_北海道YS撮影ツアー

搭乗日 便名 出発地 時刻 到着地 時刻 レジ 利用運賃 席数
4/27 NH1765 KIX HKD JA201A 空遊券 2
5/1 EL453 CTS MMB JA8761 空遊券 2
5/3 NH1794 MMB KIX JA 空遊券 2

4/27 

関空出発なので、阪神尼崎から空港リムジンバスで関空へ向かう。今回は北海道空遊券を利用、道内までの往復エアーと道内1行路のエアー、ホテル1泊込み二人で106000円。関空発の函館行きNH1765に乗る(9:05発)。機体はA320(JA201A)。なんと新造機。機内に入ると新車、ならぬ新機の香り!? シートも窓周りも異様に綺麗で、もちろん「安全のしおり」も超美品ばかり。シートもこれまで乗った機体とは少し形が違い、肩の部分が丸いものになっていた。A320 の引退発表を知った後で新造機を見ると、なんとも複雑な気分である。たいした揺れも無く快適な飛行で函館空港に到着。




空港到着後早速レンタカーを借りる。今回は三菱のコルト(10500円)。初めてのクルマなので楽しみ・・・・。函館で借りたのになぜか札幌ナンバー。札幌でまとめて登録しているらしい。飛行機到着の30分後に函館に着くYSがあるので、可能であればレンタを速攻で借り出して、到着を撮影したいと思っていたのだが、間に合わず。ここ函館空港はデッキからの撮影が非常に困難で、仕方なく先にレンタカーを借り出すことにしたのだが、ダメでした。気を取り直して空港外周の高松公園へ向かう




このあと、空港外周をぐるりと一周して、撮影地を確認して回る。今回は500mmがあるので、撮影場所もそれに合う場所を改めて探して見る。RWY30エンド側の畑の中から誘導灯を入れて撮影してみる。ここは前回来なかった場所。RWYを見渡せる場所なので、500mmで撮影するのに適した場所かもしれない。ただし、フェンスをクリアするために、脚立に乗って三脚に載せた500mmでの撮影となるので少々しんどいところ・・・・・。




今日のお宿は函館駅近くのフィットネスホテル330函館。カーナビを頼りにホテルを目指す。ホテル裏側の立駐にクルマを入れる。部屋番号は505。途中で市電を撮影しながら晩飯を食べる店を物色しに行く。特に下調べをしていってなかったので、とりあえず駅に向かい、観光案内所へ行く。ここで「鍋物を食べれる店」の紹介をお願いすると、飲食店が多数掲載されたパンフレットを出してくれて、その中から2件を紹介してもらった。





そのパンフを頼りに店を目指す。最初に行った店はシャッターが閉まっていて、どうも営業自体やっていない様子。仕方なく次の店へ。向かうは「郷土料理 石狩」という店。鍋物が食べたかったので、いろいろある鍋料理から寄せ鍋を選ぶ。結構盛りだくさんで、お腹は一杯。ビールも戴き、満足して寝る。





4/28


この日は朝飯を函館恒例のウニ丼に決めている。前回入った店が少し量が少なかったので、今回は前々回に入った店に行くことにする。ウニ丼の価格はいつ行っても「時価」なんだけど、これまでどこで食べても2500円だった。これってどういうことなんでしょ。




昨夜の宿は朝食付でブランチへの変更が可能なホテルだった(朝市が有名な函館では普通なのかな)ので、昨日のチェックイン時にブランチへ変更はかけてある。YS撮影の合間に空港から飯を食いに車で戻ってくるつもり。チェックアウト時に聞くと、車で昼食を食べにきても駐車場には無料で入れることが出来るとのこと、これはありがたいサービスだ。




昨日に引き続いて函館空港の外周で撮影開始。朝のYSはRWY30への降りを見下ろすことが出来る高台の斜面から撮影。その後はいつもの高松公園と海保の傍にあるゲート付近から撮影を続行。






昼食の時間になったので、駅前へ移動して食事。この昼飯は、もともと「スカイランチバイキング」としているものをそのまま利用できるみたい(11時半〜14時半)。大人880円で食べ放題なので、勤め人も多数入っていた。



再び函館空港外周に戻って撮影する。海上保安庁のYS−11がアプローチの訓練をやっていたようで、何度か空港上空をローパスしていった。YS−11の午後便やB767−200の上がりを撮影して撤収。路面電車の車庫がある通りを経由して今日の宿、ホテル平成館新館(1泊2食ツインで14400円)に向かう。途中で電車を撮影しようと思ったが、車を止めることが出来る場所が無く断念。ホテルは温泉宿らしく?多数の仲居さんがお出迎え。車はホテル前の立駐へ入れる。コルトは立駐に入れる際、必ずルーフのアンテナを取り外さねばならず、少々面倒。ただ、駐車場の係員氏も手馴れたもので、さっさとやってくれる。



チェックインして荷物を置いた後、徒歩で電車の撮影に向かう。ちょうど車庫の横にある電停まで行ったとき、「ハコダテハイカラ号」が電停に止まっていたので、すかさず撮影。どうもそのまま入庫のスジだったようで、とってもラッキー。そのまま庫の奥へと消えていった。







車庫前でしばし撮影したあと、線路沿いを歩いてホテルの方向に戻る。途中の電停で函館市電のキャラクター?を見つけて撮影。路面電車にがんばって欲しいなぁ、と思わせるなかなかかわいいイラストです。戻って夕食。少々品数が多目のバイキングだった。にぎり寿司・焼きソバ・から揚げ・ラムのたたき・ステーキ・サラダなどなど。和洋中おもいっきり折衷だった。腹いっぱいになったところで、温泉へ。屋上に露天風呂があり、なんと函館空港が一望できる絶好のロケーション。いい環境なので、ついつい長湯になってしまうが、露天なのでのぼせる事も無くいい感じ。アルコールも抜けてしまい、お休み・・・・・。







4/29 

朝はホテルの窓から周りの風景を少し撮影する。朝食は開始時間が6時半と早い。これは便利。朝食夕食ともにルームキーで確認するだけで、食券などはなし。例によって朝食はバイキングだったが、最近はほとんどのところがコレ。みんな同じようなメニューなので、全然面白くない。晩飯が大量だったので、その余韻で朝食を食べるときにあまり腹が減っていないから、余計においしく感じにくい。







今日も函館空港で撮影。借りていたコルトも撮影する。高松公園から撮影していると空港の制限区域内をキツネがウロウロしているのを発見。早速500mmで撮影する。



RWY30エンドを見渡せるポイントに行く途中に旧国鉄のものと思われる廃線跡を発見し撮影。橋脚の跡だった。13時に駅前の営業所でレンタカー返却する。このあとはスーパー北斗13号に乗って札幌へ向かう。14:26発なので少し時間がある。その時間を利用して駅前で少し路面電車を撮影する。ついでに食べ損ねた昼飯を調達して食べる。





今日の夕飯は札幌在住のK氏と会食になるので、少なめのパン2個に抑えておく。札幌へは17:48着。大沼公園を過ぎた当たりで、SLの雑客とすれ違う。今日の宿は札幌駅北口からスグのアスペンホテル(ツイン1泊9800円)。ここは駅から近いし、部屋も綺麗でお気に入りのホテルです。チェックインして程なく、札幌在住のK氏が彼女と一緒に車でホテルに到着。その車に乗せてもらって晩飯を食べに行く。寿司を食べて腹一杯になったので、本日はコレにて終了。



4/30


朝から雨。7時に札幌駅北口でレンタカー借りる。クルマは札幌ナンバーのカローラフィルダー。車内に乗り込むと結構痛みが見える。走行距離を見ると既に75000キロ、これなら当然か・・・・・。車内はやはり広い。荷室の広さはかなりのもの。一旦ホテルへ戻って荷物を積み込んで、雨の中カーナビを頼りに丘珠空港へ向かう。到着後撮即撮影に掛かるが、あいにくの雨はまだやまない。空港ビル横のゲートや外周から撮影する。露出が無いのと足元がぬかるんでいるので難儀する。



駅前に買い物に行くヨメと一旦別れて空港で撮影を続行。外周をウロウロして撮影場所を探す。14時には旭川への訓練飛行が上がりそれを撮影して撤収。今日のホテル、札幌ルネッサンスホテルへ向かう。途中DLを放置してあったバンケイのスキー場を回って行く。こういう場合カーナビがあると便利。しばらくすると、札幌駅近くへ買い物に行っていたヨメがホテルに到着。


夜に新千歳へYSのバルブ撮影に行くことにする。ナビを頼りに高速に乗って一路千歳インターへ。インターを降りれば新千歳までは10分ほどで到着。昨日列車で空港横を通った際に確認していた貨物エリアの片隅にYSが留め置きされているのを発見。早速撮影に掛かる。しかしフェンスが高く脚立に乗ってバルブ撮影しなければならない。三脚はほぼ一杯まで伸ばしてセット。段取りを始めたころから吹き始めた風が三脚を揺らせる。仕方なく脚立に乗ったままで両手でカメラと三脚を押さえ込んでの撮影。ブレが心配。取り急ぎフィルムカメラとデジタルカメラで数枚ずつを撮影し終わったところで雨。しかもそこそこ雨脚が強い。慌てて200mほど離れたところに止めていた車へ撤収するが、ずぶぬれ。



帰りの道中で「とんでん」という和食のファミレスに入って晩飯。 本日の宿、札幌ルネッサンスホテルはツインで1泊9804円。R36で豊平川を渡った先にあるホテル。部屋番号は607。場所は地下鉄の豊平すすきの駅から徒歩で15分程度掛かるかなり不便なところ。車が無いと撮影旅行では使えないロケーション。ホテルの部屋は広く(これはたまたまキャンペーンで広い部屋)、駐車場も台数多く収容できるようで、出し入れも自由(1泊600円)なのだが、風呂場が非常に使いにくい。会長いわく、ここのホテルはバブルのころのもので、経営者が4回ほど変わっているとか。何故か部屋の中に英語版の電話帳があったりします。目の前を通る国道36号線の車の音が容赦なく部屋の中に入ってくる(防音対策はされていないようだ)し、場所の悪さも加味すると、もうここは利用しないと思う。





5/01 

朝一番のYSを撮影に丘珠へ向かう。相変わらずの曇り空。昨日のような雨ではないので、今日は外周からの撮影にする。RWY32エンドに近いところから撮影開始。8時の便の上がりを撮影し、速攻で高速に乗り、新千歳へ向かう。9時45分発のYSを撮影するのだ。


9時過ぎに新千歳に到着。昨夜バルブ撮影をした場所に違う機体が留め置きされている。JA8744だ。この機体は既にラインから外れており、数日後に伊丹のANAMへフェリーされるとのこと。ご苦労様でした。で、本日撮影するもう1機のYSを探す。駐車場の奥側、というか自衛隊側の駐機場にいるのを発見。早速撮影に向かう。こちらはJA8761。いい場所で順光での撮影が出来た。



この後はこの便の上がりを撮影すべくカート場近くの撮影場所に向かう。ここでの撮影は何年ぶりだろう。ANAスヌーピーの雪上リバースを撮影して以来だと思う。ここでYSを撮影していると天気が怪しくなってくる。さっきまで日が差していたのに、どんよりと曇ってきた。雨がパラつき始めたことと、昼飯の時間になったので、千歳恒例の「味平」に向かう。相変わらずメニューの種類が多いのには閉口する。そろそろここの味にも飽きてきたので、他にいい店を見つけてここに来ることも無いようにしたいと思った。






昼飯の後は再び新千歳空港の外周へ戻って、今度はRWY19エンドの原っぱから撮影。さすがに新千歳、トラフィック量も多く、退屈しない。朝あがっていったYS−11が降りてくるのを撮影。JALWAYSのDC−10も降りてきた。そうこうするうちにRWYが01に替わってしまい、撤収。時間も迫ってきたので、レンタカーを撮影して給油し返却に行く。ここのレンタカー基地は広大で、相変わらず大量の車が留置されている。すごいもんだ。






新千歳空港から女満別行きのEL453便(15:15発)に乗る。機材はもちろんYS。例によって搭乗前に少々撮影。今日は同業者が多数乗っているようで、搭乗前に撮影している者が多かった。空席もあり、飛行時間も少し長めだったので、飛行中のYS機内でウロウロしながら撮影にいそしむ。YSの爆音にどっぷりと浸りながらフライトを楽しむ。あ〜、し・あ・わ・せ。フライトの後半は多少揺れたが、おおむね快適な飛行で女満別上空に到着。空港の上を通過して網走湖上でレフトターン、旧空港跡地を左に見ながらRWY18に着陸。YSはやっぱりいいもんです。アタシはとっても満足。アタシの満足そうな顔を見てヨメが驚いておりました。







空港到着後は、速攻でレンタカーを借り出して、RWY36エンドへ向かい、乗ってきたYSの上がりを撮影する。
今回のレンタカーは北見ナンバーのシビック5ドア(9500円)。オリックスレンタカーだけSクラスで借りることが出来る非常にお買い得な車。車内の広さはこのクラスではピカイチでしょう。今日のお宿は
網走グランドホテル。会長に予約をしてもらっていたもので、1泊2食付6600円(サ込・税別)。カーナビを頼りにたどり着く。晩飯時にグラスワイン(十勝と余市で各450円)と女満別ビールを飲む(800円)。晩飯は品数も多く、焼き物と小さな鍋物も付いていた。品数が多すぎて食べるのにすこし面倒さを感じたほど。



5/02


今日も朝から女満別空港で撮影する。朝の便の到着はRWY18エンドの誘導灯を入れて撮影。上がりもRWY18エンドから。撮影後アイスクリームを食べるべく、朝来た道を引き返す。そのまま店の前を一旦行き過ぎて、昨日泊まった網走グランドホテルを外から撮影する。国道を空港方面へ向かって「リスの森」を目指す。ジェラートを2種類、マタタビが入ったものとヨーグルト系のものを食べる。




その後も空港へ戻って撮影。夕方のYS便を撮影するころには天気がかなり怪しくなり、露出がなくなるしRWY36と踏んだのに、裏切られてRWY18から上がられてしまうし、最悪な結果になってしまった。今日の泊まりはホテル網走湖荘。網走湖の湖畔に建つそこそこ古くからありそうなホテル。新館はかなり綺麗だったが、泊まったのは本館(旧館?)だった。部屋番号は526。和洋室の部屋で、一番奥に風呂とトイレが設置されている。どうも後から追加したような造りに思える。温泉旅館に共通の印象。しかしGWのこの時期に1泊2食付二人でで16600円ならいいでしょう。ここも晩飯の品数は多かった。たいていのホテルでカニが付いてくるのだが、アタシはあまりカニが好きではない(解体が面倒)ので、これはちょっとマイナスポイント。外部からの入浴客が多い入ってくるので、温泉はあまりいい印象ではない。このホテルは貴重品を預けても引換証を出さないので、トラブルになった時には難儀するかも。ホテルの中に「TDA東亜国内航空」のプレートが付いた掲示板があった。




5/03



今日も朝飯はバイキング。もう飽きてきたので、箸の進みが遅くなる。このホテルの前には古いポストが立っていたので撮影、ついでに「網走湖」の看板も記撮。早速女満別空港に向かうが、途中水芭蕉が咲いている場所があったので、しばし車を止めて記撮。








道端に立っている腕木式信号機ラッセル付ジープらしき車も撮影。女満のYSは今日は朝の便しか撮影が出来ないので、これまでに撮影していない場所を探す。













空港の裏側にある畑の中から白樺並木を入れて撮影できるポイントがあり、降りはそこから撮影する。上がりは風向きからRWY18になることを期待して、そのまま白樺並木を入れて撮影できる場所から撮影しようと思っていたのだが、どうも風向きが変わってRWY36のままになりそうなので、急遽RWY36エンド横へ移動して正面から撮影。しかしインターセクションをリクエストされてしまい、かなり手前でRWYに入ってしまった。






その後空港近辺で撮影しておかなければならないものがいろいろとあったので、それらを順に撮影して回る。まず車屋に展示してあった古いセドリックとローレルの2ドア!、それとかなり古い「いすゞ」のダンプと、




それを撮影していて見つけた掩待壕(漢字があっているか怪しいけど)。それからJASカラーのこれまたかなり古めの観光バスの廃車体などなど。





その後でまたまたアイスクリームを食べに女満別の街中に向かう。今日は「くりーむ童話」。去年の北海道ツアーで摩周湖近辺にあるこの店に渋滞で行きそびれていたのだが、今回は食べることが出来た。看板には“Y‘s”とわざわざ書いてあるので、もしかするとフランチャイズのような店かも知れない。摩周湖の店だと「いちごミルク」がオススメ、と聞いていたのだが、ここにはそれは無かった。残念。そろそろ疲れもピークに達して、帰りは関空行きのNH1794(15:45発)。関空に到着した時には新塗装のJALDC−10を2機確認した。


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