長門本山のクモハ42撮影ツアー1日目2日目3日目

1日目

13時半に家を出発する。今回は全行程車で移動するため、走りながら高速道路のルートを確認する。阪神高速神戸線に芦屋から乗り、そのまま第2神明、加古川バイパス、姫路バイパス、播但道を経て山陽道に入るルートにする。前回岡山空港に行った際、姫路バイパスから山陽道に入る時に、播但経由になることを知らずに行き先の案内を見ていたのが原因で予定していたルートを通れなかったので、今回は間違えないように注意することにする。姫路付近で一度休憩する。特に渋滞も無く、順調に山陽道に入る。途中の吉備SA(138キロ付近)に15時半に到着。16時40分頃、広島空港に一番近い本郷インター(238キロ付近)を通過。奥屋PA(271キロ付近)に17時頃、佐波川SA(407キロ付近)に18時半頃に到着し、それぞれ小休止。小郡インターで高速を降りて190号線のバイパスを宇部へ向かう。



晩飯の時間になってきたので、テキトーな店を探しているとカレーの「CoCo壱番」を発見。駐車場も広かったので、ここで晩飯にする。広大な店舗集合体の一角にあった用で、駐車場も広いハズ。ゲーセンが併設されていたので、UFOキャッチャーもチャレンジするが、取れそうなものが全く無かったので1回で止める。そろそろガソリンが乏しくなってきたので、給油しようとスタンドを探すのだが、対向車線側ばかりに8箇所以上あるのに、こちら側はまったくスタンドが無い。暗いので周りの風景が見えないので、片側にしかスタンドが無い理由がつかめないのだが・・・。対向車線側のスタンドにセルフのスタンドを発見したので、セルフ未経験なので、そこで給油することにする。定位置に車を止めて説明書きを読んでいると監視小屋から店員が出てきて方法を説明してくれた。監視カメラで見ていたのだろう。方法は至って簡単。15年以上前にカナダを旅行したときにレンタカーに給油をして以来のセルフ給油である。このときは現金で払ったのだが、ここをでる時にクレジットカードが利用可能なブースもあったので、帰りはそこで入れることに決める。


宇部の市内に入り新川駅を目指して走っていると途中道を間違えて入り込んだ場所に、なんと日通のスイッチャー(入換用機関車)がいるではないか! なんとラッキーな誤算。暗い場所ではあったがとりあえず撮影。明日再度撮影に来ることにする。ほどなく新川駅を発見し、駅からスグの場所に予約しておいたホテルも発見。一旦そのまま通過して、道中にあったコンビニへ戻って明日の朝食をゲット。ホテルへ行ってチェックイン。長距離の運転疲れもあり、明朝も早くから行動の予定なので、早々に寝る予定だったのだが、ふとスイッチを入れたテレビで「千と千尋の神隠し」を放送していたので、ついつい最後まで見てしまった。しかし最初の20分ほどが見れなかったので、どうも話に判らない部分が出来てしまい、ちょっと消化不良気味。このあと、とっとと寝る。

2日目

ホテルから撮影場所までは少し距離がある。道も初めての場所なので、5時起床で6時過ぎにホテルを出る。雀田を目指して走っていたのだが、途中で道に迷い一番の電車(7時4分発)には間に合わず。しかしこの季節でこれだけ西に来るとただでさえ遅い日の出がさらに遅く、7時過ぎの時点でも手持ち撮影が困難なほど暗い!間に合っていたとしてもロクなものは撮影できていない。長門本山支線の沿線で朝の運転を撮影。運転が終わった後で雀田で留置されているところを撮影に行くがタッチの差でパンタが降りてしまい、撮影は断念。




この後昼間は時間が長く空くので、マズは山口宇部空港に行き用を足す。ターミナルビルの探検を終えて外周の撮影場所探索へ。海岸沿いを辿っていった先に撮影できそうな場所を発見。進入灯が海の中に並んでいる様は下地を連想させます。ただし、ここは晴れるとほぼ終日逆光なのが、最大の難点。ここで会った漁師の方から近くに公園がありそこから飛行機が見れることを教えてもらったので、早速その場所に行って撮影する。しっかり逆光・・・・・。




一旦宇部市内に戻り、昨夜見た日通のロコを撮影に行く。この後雀田で昼寝しているクモハ42をじっくりと撮影する。パンタが下がっているのが難点だが、順光でいろいろな角度からの撮影を堪能した。






飛行機の到着便がある時間になったので、またまた空港の外周に戻って撮影。このときは防波堤を歩いて誘導灯のそばまで行って降りてくる旅客機を撮影してみました






ターミナルビルに戻って昼食を空港内のレストランで食べた後、近くの常盤公園の中にある石炭記念館に行く。ここには坑内で使用されていたディーゼルロコや、鉱石運搬車も展示されていました。この記念館の横にはD51も静態保存されていました。展望台もあり、そこからだと宇部空港が一望できるいい環境。




ころあいの時間になるのを待って、再び雀田に移動し、夕方の運転に備える。長門本山駅の周辺には、マニアが多数訪れていた。長門本山で停車中に車内、車外をいろいろと撮影。そのまま長門本山の駅前に車を置いて電車で雀田まで一往復してくる。その車中でも爆撮モードに突入。旧国の車体の揺れと吊り掛けの音を聞いていると飯田線にのめりこんでいた頃の記憶が蘇ってくる。しばし目を閉じて心地よい揺れと吊り掛けサウンドにどっぷりと浸る。あ〜、シ・ア・ワ・セ。


晩飯は前日に見つけていた焼鳥屋に行く。しか〜し、ここがクセものだった。看板には「木炭焼き」とかいてあり、ものめずらしさもあって入って見た。カウンターだけの小さな店だったがアタシ達が入ったところで満席になったので、この時点の印象ではそこそこイケる店だと思った。とりあえず生ビールと焼き物を少々オーダー。座った場所のちょうど目の前が串を焼くところで、焼いている様を見ていると、どうも火力が強すぎる。以前大阪の梅田でかなり強い火力で焼く焼鳥屋で不味かった思いをしたことがあり、そのときの記憶が脳裏をよぎった。焼いている親父も「ヤル気無し」がひしひしと伝わってくる状態。危険な香りが色濃く漂う中で、出てきた焼き物は、はっきり言って「不味い」。ビールもかなり薄めで酔っ払うことも無く、この時点で店に見切りをつける。この店にこれだけ多くの客が入っているのが、アタシには理解できない。ほかに選択肢が無いのだろうか。この後は追加オーダーもせず、頼んだものが出揃った時点でさっさと出る。ヨメと二人で2300円也。高い勉強代でした。



この後、口直しに隣に有った”Beer Dinning OSYARE”という店に入る。実は不味い焼鳥屋とこの店とどっちに入るかを店の前で少し迷ってから、ハズれた焼鳥屋に入ってしまったので、悔やまれるところである。このBeer Dinning、店先にベルビュー・クリークの看板が出ていた。ここのチェリービールがウチのお気に入りなので、店に入って早速チェリービールを頼む。ほかにもいろいろと酒のアテになりそうなものがあり、気に入ったものを数点オーダーした。味の方はまずまず。出足がよくなかったので、すこし悪酔い気味で店を出て両方の店を撮影しておく。不味い焼鳥屋はあえて店の名前は書きませんが、もし宇部に行かれることがあるときには是非是非ご注意を・・・・・。宿に帰ってとっとと寝てしまいました。




3日目

今日は朝から雨。前日と同様に6時過ぎにホテルを出るが、今日は一旦宇部新川駅前に行ってホームに雲は42がいないか確認しに行く。すると既にクモハ42はホームに入っていたので、駅裏側に回って発車待ちをしているクモハ42をバルブ撮影する。この後は長門本山駅に行ってみるものの雨は上がらず、そのため露出も無い状態で最悪の撮影コンディション。それでもとりあえず撮影しておく。朝の運転が終わった時点で即雀田の駅に向かい、留置準備をしているところを撮影する。今回の鉄はこれで終了。帰りの道中に宇部空港に寄って、朝の到着便をデッキから撮影。ついでに用を足して、みやげ物を物色する。空港を出発して帰りにかかる。行きと同じ国道190号線を走りセルフのスタンドで給油。今度はクレジットカード用のブースへ行きスムーズに給油は完了。そのまま一般道を走り続ける。190号線から2号線に入ってもそのまま走り続け、徳山東インターから山陽道に乗る。乗ってスグの下松SAで小休止。その後は行きに来たルートの逆を辿ってかえる。途中兵庫県にはいる頃からは青空も広がってきた。最後の阪神高速で少し渋滞があった程度で、17時頃に家に帰り着いた。

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