三沢航空祭への旅 1日目2日目3日目)

1日目

例によって空港リムジンバスで大阪空港へ向かう。今日乗る飛行機はA320。大館能代行きに乗る。ここの空港、新しいようだが、あまり便数も無く、こういうときでないといく機会が無い。今回はちょうどANAの超割がこの時期にあったので、能代空港から三沢へレンタカーで移動するプランとなった。




大館能代空港はRWY11に到着。RWY29エンド側のターニングパッドでUターンしてターミナルへ。







飛行機を降りると、早速レンタカーを借りに行く。今回はこれまでとちと趣向を変えたクルマにしました。それはbB。いつもは一番安いコンパクトなクルマにしているのですが、今回は車内が広い箱っぽい車にして見ました。このクルマで早速RWY11エンドへ向かい、ここまで乗ってきた機体が飛ぶところを撮影に行く。撮影した場所は公園のようになっていてきれいに整備されている場所でした。駐車場もあるし、トイレも有るし、言うこと無しでです。ここから十和田湖を回って三沢まで行くルート。途中で地鶏で有名な比内を通る予定がカーナビがそこを迂回するルートを表示したため、その指示に従って走ったアタシは地鶏を食べることなく、行き過ぎてしまったのでした。




十和田湖では数箇所ある展望台からの風景と記撮をしながらのドライブ。






十和田湖を過ぎてからは雨も降り始め、途中休憩で立ち寄った新郷村の公園「間木の平グリーンパーク」では、リタイアした航空自衛隊の練習機が展示されていた。ここでトイレ休憩と少し買い物をする。ここで買ったもの、そうアタシの大好きな「にんにく」、それも地元青森産! 大きなものがネットに10個も入って500円! 価格の安さに驚いてしまいました。

今晩の宿は八戸にある「JALシティ・八戸」。かなり小規模なホテルでした。ホテルにチェックインのあと街へ出て、例によって目が合う居酒屋を探す。太平洋側に近いので、サカナをメインにしている店があるのでは、と思い探して見ました。店先の黒板にいろいろと魚の名前を書いてある店がありましたが、目の合い方がいまひとつ。一旦通り過ぎて他にも店が無いか探したのですが、この後も「これ」という店がなく、先ほどの店に戻って入ることにする。ここではじめて食べた「マンボウ」の刺身、こんなに淡白なものだとは思ってませんでした。他にもヒラメの皮の天ぷらなんかもイケました。ビールが進む・・・・。でも、オーダーを取りに来る女性の応対がイマイチだったのが残念。ホテルに帰ってとっとと寝ることにする。





2日目

朝食は例によって前夜にコンビニで仕入れたもので済ませる。ホテルを早めに出て三沢へ向かう。実は前日のホテルは、三沢ではまったくとることが出来ず(航空際前日はかなり早くから予約しないとムリ)、仕方なく八戸まで「逃げた」のでした。これから三沢まで1時間弱走らなければならない。レンタカーの返却は三沢空港の営業所になっているので、目的地をカーナビにセットする。小雨が残る国道を北上し、三沢市内に入る。今晩と丸予定のホテルに行って荷物を預かってもらうことにする。空港のレンタカー会社営業所に到着。8時になって営業所が開くと同時に返却手続きをする。雨もやんでいた。


そこから徒歩で基地のゲートを目指す。歩くこと15分ほどで、一番ターミナルから近い場所にあるファルコンゲートに到着。ここから中へ入る。中に入ったスグのところで入場車のチェックが行われており、麻薬探知犬のような犬もチェック作業に加わっていました。これを横目で見ながら延々と続く道路を歩き続ける・・・・・。ここから歩くこと約10分、ようやく航空機展示会場にたどり着く。マズは展示されている航空機を順番に撮影開始。しばらくして、天気が回復しないまま開会宣言。この状況では飛行展示はキャンセルかも・・・・・。案の定、飛行展示は最初のごく一部を除いて、次々とキャンセルになる。かなしい。地上ではトーイングカー扮する「機関車トーマス」の花電車が盛況だった。




会場にはいろいろと支援車両も展示されており、それらも見て回る。そして三沢のお楽しみはたくさんある出店でのお買い物です。食べ物やグッズなど、いろいろあります。特にこの基地は米軍さんが駐留している関係でアメリカンな食べ物も売られていまして、米ドルと円の両方が支払いに使えます。基地内には他の日本の地では見られない(であろう)バーガーキングやアンソニーピザなども買うことが出来ます。こういうのも基地際ならではの楽しみだと思います。



地上ではブルーインパルス・ジュニアのショーが始まり、初めて生で見ることができました。やはり天候が優れないせいか人出が少ないようで、こういう地上でのアトラクションもそんなに苦労することなく見ることが出来ました。天気がよく通常の人出(10万人規模のハズ)だと、こうは行かないでしょう。
このころから小雨が降り始めました。小型のバイクをブルーインパルスの機体にように改造したものですが、チームワークのよさはさすがです! 3次元のアクロをやるときは、各隊員がバイクの中からブルーインパルスのモデルプレーンを取り出して、それを片手に持って「飛んでいるように見せる」ところは、思わず笑ってしまいました。アクロを紹介するアナウンサー隊員も女性隊員と同じ格好をしていますが、実は男性隊員でした。笑わせてくれる、楽しいショーでした。


この頃には雨も上がりました。イベントが一段落し、展示機の撮影を続行します。なんせ誘導路に沿って、3050mのRWY全長の3/4近くに渡って延々と展示機が並んでいます。この数はかなりの機数になるのですが、イベントと買い物の合間を縫って、これらの機体を順に撮影していくのは結構時間がかかります。



バドワイザービールを面白い形の入れ物で販売しているのを見つけ早速購入してゴクリ航空際で飲むビールはどうしてこんなにおいしいのでしょう!! やはり好きな飛行機三昧の環境で飲むからでしょうか?
この後米兵さんが販売していたハンバーガーを買ってビールの友にする。この頃になると地面も乾いてきました。




閉会の時間が近くなって、ぼちぼち帰る準備に掛かる。帰りはホテルに近い中央ゲートを目指す。ここまでの距離がまた長い。徒歩7〜8分てところでしょうか。ゲートまでの中間地点にバーガーキングがある。ここでケーキを2つ買っていく。ゲートの手前にフードコートのような建物があったので、せっかくなので入って見る。ここには5件ほどの店があったが、いずれも閉店に向けて最後の追い込みでバタバタしているようだった。例のアンソニーピザの店もあったが、ここでも長蛇の列。仕方なく別の店でチキンサンドを買って食べる。




ゲートを出てホテルにチェックイン。今日のお宿は「三沢パークホテル」。ゲートからホテルまで歩いて5分ほどの距離。ホテルでしばらく休憩したあと、中央ゲート近くの商店街へ行く。晩飯を食べれる店を探すが、なかなか見つからない。このときに見つけた酒屋が、ビールの種類が異様に多く、前から探していたスコットランドビールを発見、早速購入して持って帰ることにする。ほかにはベルビュー・クリークというチェリービールもあったので、一緒に買ってホテルで飲むことにする。晩飯はこの酒屋の近所に有った中華食堂。その後市内を散策して模型屋も1軒見つける。腹も一杯、ほぼ一日立ちっぱなしで疲れも最高潮。とっとと寝ることにする。




3日目

疲れのせいか、朝まで爆睡。昨日の雨交じりの天気がウソのような快晴。恨めしく思いつつ朝飯を買いにホテル近所のコンビニへ。ホテルに戻る途中で空港行きバスの時刻を確認しておく。9時頃にホテルをチェックアウトして、近くのバス停からバスに乗って空港へ向かう。空港に着くと乗る予定の飛行機までかなりの時間があるので、デッキから撮影する。昨日の航空際に来ていた飛行機の帰投を撮影する。同じようなマニア諸氏もたくさんいた。三沢所属機?の訓練もやっていた様子。これらの合間を縫って降りてくる旅客機も撮影。帰りの便は久々のJAS。もちろんMD−90も久々。ターミナルから反対側のRWY10エンドまで延々タキシングしていく。最後のところで訓練に向かう編隊の出発に出くわし、向こうが出発し終わるまでホールドするハメになった。




離陸してからは順調な飛行で特に揺れも無く伊丹に到着。伊丹ではHLQの機体JALのワールドカップ塗装機もスポットインしていた。
伊丹からはバスで帰って、このツアーは終了。

他の旅行記を見る

← トップページへ戻る